生理検査室での仕事とは。内容は?やりがいはある?【現役臨床検査技師が解説】

  • 生理検査に興味があるけど、実際はどんなことをやってる?
  • 生理検査はやりがいはある?
  • 生理検査をやってみたいけど自分には向いている?

今回はこんな疑問を解決します

こんにちは! tkです

普段は病院で臨床検査技師として働いており、生理検査を担当しています

生理検査といえば、心電図やエコーなど検査の花形と呼ばれるだけあって人気ですよね

僕は検体検査を希望していたので、最初は生理検査室配属になったのがすごく嫌で、すごくショックを受けていました…

tk

「最近元気ないね」と上司によく心配されていました笑

ですが、生理検査室で働き始めると楽しいと感じる場面もありましたので、ご紹介します

この記事でわかること
  • 生理検査室での仕事内容
  • 生理検査をやっててよかったこと3つ
  • 生理検査に向いている人の特徴3つ

この記事を読めば、生理検査室での働き方や自分が生理検査に向いているかどうかがわかります

目次

生理検査室での仕事と一日の流れ

tk

僕が普段行っている生理検査室での仕事内容と、一日の流れをご紹介します

生理検査室での仕事内容

生理機能検査室では、以下のような仕事をしています

  • 心電図検査(負荷心電図・ホルター心電図を含む)
  • 肺機能検査
  • 脳波検査
  • 聴力検査
  • 核医学検査
  • (エコー検査)

大きく分けるとこんなところです

対患者さんと行う検査全般ですね

生理機能検査室でおこなったり、病棟に行って入院患者さんの検査をすることもあります

これに対するのが、「検体検査」と言われる、患者さんから採取した血液や尿などを扱う検査です

tk

他にも「病理検査」や「細菌検査」もありますが、僕は携わっていないため割愛させていただきます。すみません

ちなみに僕はまだエコーはやっていません。うちでは3年目の途中から習い始めてますね

生理検査室での一日の流れ

上記の仕事を、午前・午後で変えて行っています

中でも一番多い組み合わせでの一日の仕事の流れをご紹介します

8:00 生理検査室の準備
  • 心電図やエコーなどの機械やパソコンの立ち上げ
  • 患者さん用のベッドにシーツを敷く
8:30 業務開始(心電図・肺機能検査)
  • ひたすら検査
  • 検査件数は午前中でだいだい50~70件
13:00 休憩
  • お昼ご飯
  • 音楽聞いたりYouTube見たり
14:00 業務再開(脳波検査)
  • 検査件数2件
16:30 片付け
  • 朝おこなった準備の逆のこと
  • 一日の検査件数を集計
17:00 業務終了

空いた時間で検体検査を少し手伝ったり採血も行っています

朝も早すぎなく帰りもだいたい定時で帰れていますね

tk

午後の脳波はめちゃくちゃ眠いです…笑

生理検査をやっててよかったこと3つ【やりがいは大きい】

そんなこんなで、生理機能検査室で1年半やってきてよかったことを書いていきます

患者対応が上手くなる

生理検査はすべて患者さんと直接かかわるので毎日患者さんと会話します

世間話をしてきたり、いろんな質問をしてきたりしますが、ほどよい対応ができるようになります

検体検査や病理検査だとあまり患者さんとは関わりませんから患者対応が苦手な人は多いと思います

僕も最初、採血や心電図をやってるとき患者対応が苦手で少し黙り気味になってしまい、患者さんと直接かかわる検査をやるのが億劫になっていました

しかし、生理検査をやってるおかげで、今では患者さんと関わるのはまったく苦ではなくなりました

ちなみに患者対応のポイントは、「少し雑くらいがちょうどいい」だと思ってます

丁寧すぎても緊張させてしまうし、冷たすぎるとさすがに気分を悪くさせてしまいます

「やりがい」を感じることが多い

やりがいを感じることが検体検査よりも多い気がします

例えば心電図検査のときですが

「ST上がっているので至急確認お願いします」

「心拍数170くらいでPSVTかもしれません、車いすで移動してもらいますか?」

医師へ、こういった報告は何度もしたことがあります

その後、検査追加だったり、緊急カテーテルや即入院とかけっこうあります

また、脳波の検査で

「てんかん波のようなものが出ているので、記録延長しますか?」

といった報告もしたことがあります

自分の報告で目の前で事態が動いて患者さんのためになる、というのが身近で実感できる気がします

直接治療するわけではありませんが、処置が行われたり、治療方針が決まったりと

患者さんを救うということに携わっていると実感できます

他職種と関わることができる

医師や看護師をはじめ、放射線技師やリハビリの方と関わる機会が多い気がします

さきほど話したように、医師へは緊急報連絡したりするほか、よく生理検査室に来るのでわからないこととか直接教えてくれますよ

看護師さんは患者さんの検査室までの送り迎えとか、医師との連絡の中継をよくしてもらっています

tk

看護師さんが一番多いかなと思います。すごく助かっていますね

放射線やリハビリの方は検査で一緒になることが多いので関わります

お互い技師なので、あまり干渉せずそれぞれのことを専門的にやってます笑

なんか物腰低い人が多い気がします

検体の人で、検査室にこもっているとなかなか他職種と関わる機会は少ないですよね

名前は知ってるけど顔知らない医師がいっぱいいるって言ってました

他職種と関わると単純に知り合いが増えます。友達になった人もいますね

それがいいところです笑

生理検査に向いている人の特徴3つ

生理検査に向いていると感じる人の特徴は以下の3つです

  1. コミュニケーションをとるのが好きな人
  2. 思いやりのある人
  3. フットワークが軽い人

順番に解説していきます

①コミュニケーションをとるのが好きな人

先ほどの「生理検査をやっててよかったこと3つ」で書きましたが、生理検査にコミュニケーションは欠かせません

患者さんとはもちろんですが、ドクターや看護師、その他コメディカルともよく関わります

コミュニケーションをとるのが好きな人はぜひ生理検査を担当してほしいです。生理検査の知識なんて後から嫌でもつきますから!

僕はコミュニケーションをとるのがそんなに好きな方ではないので、面倒くさいなと感じることは多々あります笑

②思いやりのある人

患者さんにはやはり思いやりを持って接しなければなりません

  • 自分の思い通りにいかないからといって患者さんに八つ当たりする
  • 機嫌が悪いからと言って態度が悪くなる

患者さんとして病院に来て、このような検査技師がいたらどう思いますか?

最悪ですよね。二度と行かないですよねこんな病院笑

思いやりのある人は、患者さんが困っていそうなときに気づいたり、不安がっている人を安心させてあげられたりできるので向いてるなと思います

③フットワークが軽い人

生理検査は飛び入り検査が結構多いです

病棟や救急外来の方にポータブルで行ったりもしますから、なかなか足を使います

当院で行っているポータブル検査
  • 心電図
  • エコー(心臓、血管、腹部)
  • 脳波

気をつかって予約で入れてくれる医師もいますが、全員がそうではありません

また、本当に緊急性がある場合は必ず行かないとどうもなりません

フットワークが軽い人は緊急な検査にも対応でき、生理検査に向いていると思います

まとめ:生理検査は検査の種類がたくさん。だけどやりがいを感じる場面は多い

今回は生理検査室での仕事内容と、やっててよかったこと、向いている人の特徴をご紹介しました

配属になったばかりのときは正直嫌でしたが、やってみると案外楽しいと感じる場面は多いです

生理検査をやりたい人は、自分に向いているかどうかをじっくり考えてみてください

最後まで読んでいただきありがとうございました!

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる